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更年期障害と耳鼻咽喉科の病気

内容

30代から50代の女性は、妊娠、育児、介護、家事仕事など忙しい上にストレスも多く、体調の変化が起きやすい年代です。

下記の病気では耳鼻咽喉科に関係する症状があり、お越しになる方も多いので、ご参照ください。

症状

  1. メニエル病、突発性難聴
  2. 耳管開放症
  3. 甲状腺疾患
  4. 睡眠時無呼吸症候群
  5. 逆流性食道炎
  6. 貧血
  7. 片頭痛
  8. 抑うつ

      など

原因

耳鳴り、耳閉感、めまい、のぼせ、ふらつき、頭痛、肩こり、気分の落ち込み、睡眠障害、のどの違和感などで診察時にご相談を受けることが多いです。

原因は一つとは限らず、多岐にわたることも多いです。

 

治療法

耳の症状のある方

鼓膜所見の診察、聴力検査、平衡機能検査などを行い、突発性難聴、メニエル病、耳管開放症などを鑑別し、治療を行います。

まためまいが継続する方は血圧の測定や基幹病院での頭部MRI検査を行います。

 

のどの症状がある方

喉頭ファイバーで喉頭癌、下咽頭癌などの除外を行います。

また後鼻漏ものどの違和感の原因になることが多いため、問診や採血でアレルギーのチェックを行います。

いびきや睡眠障害がある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるため、自宅で検査可能な機会を貸し出し、夜間の睡眠状態をチェックします。

 

耳鼻咽喉科に関係する症状を様々な検査で除外した後は、問診を行い、甲状腺機能や女性ホルモンの値、貧血や糖尿病の検査を行います。検査の結果によっては、婦人科、内分泌内科、精神科、神経内科などをご紹介させて頂き、専門科の医師と連携を取りながら診察、治療を行います。

問診で、様々な症状をお伺いするため、土曜日は診察が込み合いお伺いしきれないことも多く、平日にお越し頂けると助かります。

 

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