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2020年2月のブログ記事

当院での花粉症治療

2020年2月12日
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花粉症の本格的なシーズンがやってきました。

 

当院では、下記のように花粉症の治療を行っています。

 

詳しい問診、検査(鼻水にアレルギーの細胞が混ざっているか、血液検査で何に反応しているか)、鼻の中のチェック(副鼻腔炎などがないか)で花粉症(アレルギー性鼻炎)の診断をします。

 

診断のついた方は

眠気やライフスタイルに応じてお薬の選択をします。

眠気が出たくない、多少の眠気が出てもしっかりと効きたい、飲み薬ではなく貼り薬を使いたいなどです。

 

1種類で効かない方、前年に数種類を組み合わせている方は、症状に合わせて

抗ロイコトリエン薬という鼻閉、気管支喘息に効果がある薬を組み合わせます。

 

また病院で処方の点鼻薬をきちんと使用すれば、現在の点鼻薬は内服1剤程度の効果がでます。(注:市販の血管収縮薬が入った点鼻薬は使いすぎると鼻閉がよりひどくなるので

注意が必要です。)

眼の症状がある方には、点眼薬も同時に処方します。

(ただしステロイドの点眼薬は副作用の点から処方しておりません。)

 

しっかり診断をつけて、症状に応じて、薬を重ねてゆけば、かなりしっかりと花粉を抑えられる時代になりました。

 

また当院では、治す治療をご希望の方は6月からの“舌下免疫療法”(スギ、ダニ)をお勧めしております。

 

是非、上記のように治療して、快適に花粉の時期を乗り越えましょう!!

 

原始的ですが、鼻うがい、マスク、ヨーグルトや根菜類を食べるなども同時にしてくださいね。

 

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文責:院長 荒木幸絵(耳鼻咽喉科)

 

 

 

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