名古屋市港区港栄4丁目3-5
カテゴリ「めまい」のブログ記事
めまいの原因の一つに前庭神経炎があるころはご存知ですか??
風邪などをきっかけに(原因不明なこともつづき、その後も場合によってはふらつき続くこともあります)
吐き気、嘔吐も伴い症状も1~3日程度続き、その後も場合によってはふらつくが続くこともあります。
治療は基本的には症状を軽減する対処療法として内服、症状の強い場合には点滴等になります。
脳卒中や張力悪化を伴うメニエール病などと鑑別も必要な病気であります。そのため診断をつけるために聴力検査や眼振検査が必要となります。
めまい症状が出現し、言葉が出ない、物が二重に見える、手足が動かないなどの症状がない場合には正確な診断および治療につなげるため、まずは耳鼻咽喉科の受診されることをお勧めいたします。
起立性調節障害について
2017年10月17日
カテゴリー: めまい
朝起きるのがとても苦手で、学校に遅刻したりお休みをしてしまう、けれどもお昼頃には元気になっている。よく立ちくらみ、めまいを訴える、疲れやすい。そんなお子さんは、怠けているわけではなく起立性調節障害という病気かもしれません。
起立性調節障害は、自律神経による心拍数や血圧の調節が上手にできないことが主な原因と言われています。発症や経過には遺伝的な要因、自律神経の働き、生活習慣、ストレスなどが大きく影響していると言われています。
起立性調節障害と診断されたら、病気を正しく理解し、生活の中で以下のようなことに気をつけます。
・早寝早起き
・日中はだるくても横にならない
・暑気を避け、つとめて水分や塩分を摂取する
・立ち上がるときゆっくり立ち上がる、立っているとき足踏みをしたり両足をクロスさせる、立ちくらみがしたらすぐにしゃがむ
・適度な運動を行う
それでも日常の生活で困る症状があるときは、血圧調節を助けるお薬を使用します。
お薬の効果がでるまでには数週間かかることもあるので、根気強く治療することが大切です。
めまいや立ちくらみ、だるくて朝起きられない、などの症状でお困りの方は一度ご相談にいらしてください。
安藤