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2019年2月のブログ記事

小学生の耳や鼻の病気に気を付けて (小学生新聞より)

 

花粉がそろそろ飛び始めました。

敏感な方は、すでに症状が出現しており、花粉症持ちの私も飲み薬を開始しました。

 

さて東京有明こどもクリニックの小暮先生の記事が、小学生新聞で紹介されています。

 

 

 

 

 

 

小暮先生は、病気を治すだけではなく、予防や病児保育、子供たちの関わる環境、保護者の方への啓蒙活動など、日々ご活躍され、私が尊敬している小児科の先生です。

 

私も小学校、中学校の耳鼻咽喉科の校医をしておりますが、やはり花粉症を含めた

アレルギー性鼻炎の児童が増加しております。

 

 

 

 

 

 

アレルギーの病気は、抑える、接触しないようにするなどバランスを取れた治療、生活が

必要になります。

また校医の前の保健委員会では、検診の前に、耳垢を取ってきてもらうことをお願いしています。鼓膜が観察できると再度病院に行く手間が省けます。

 

難聴には、流行性耳下腺炎(おたふく)が原因であったり、最近はゲーム、音楽をイヤホンで大きな音で聴いたりすることが原因のこともあります。

 

耳や鼻の病気のことはもちろん、すべての人達が健康で豊かな人生を送れるよう色々な

情報を提供できたらといつも考えております。

 

 

 

 

 

 

最近では、愛知県や三重県でも風疹、麻疹の患者さんがおられました。

お子さんや妊婦さん、これから生まれてくるすべての赤ちゃんのために、MRワクチン(麻疹風疹ワクチン)を接種しましょう。年長さんは忘れずに!!

 

下記に小暮先生の記事を紹介させて頂きますので、ご一読くださいね。

 

文責:荒木

 

 

花粉症の初期療法

2019年2月2日
 カテゴリー:

花粉症初期療法

 

そろそろスギ花粉の飛散の時期が近付いてきました。

当院では、初期療法として、花粉症の薬を処方しております。

 

 

 

ここ数年に新しい内服薬、貼り薬が登場し、花粉症の内服薬も進化しております。

 

また花粉症のピークは3月上旬からですが、2月から治療を開始することにより

アレルギー反応が活発になるのを抑えることができます。

メリット

  1. 症状の出始めが遅くなる
  2. シーズン中の症状が軽減される
  3. 薬(内服薬・点鼻薬)の使用量、使用頻度を減る

 

 

 

 

またシーズン後には、上記のようなアレルギーを抑える治療ではなく、治す治療である舌下免疫療法も薦めております。 詳しくは鳥居さんのアレルゲン免疫療法ナビを参照ください( https://www.torii-alg.jp/ )

当院でも、スギ、ダニの2種類とも多数の方に行って頂いております。

まだまだインフルエンザも流行しておりますので、皆さまご自愛くださいね。文責:荒木  

 

 

 

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