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蜂アレルギーが御心配な方へ

2022年7月13日
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当院ではミツバチ、スズメバチの3種類のハチと体全体のアレルギーの活動の値を示す総IgEを測定します。

 

ハチ刺されアレルギー症状は、1回目より2回目以降に強く出ることが多いため、

以前にハチに刺されたことがあるかもお伺いしております。

 

また総IgEが高い方は、ハチに対するアレルギーの抗体がなくても、アレルギー体質と

考えております。

 

ハチに刺された場合、ハチ毒にアレルギーがなければ、

刺された箇所に軽いかゆみ、痛み、腫れなどが起こり、数日程度で消えてゆきます。

 

しかしハチ毒にアレルギーがあると、刺された人の約10%から20%が、

全身のじんましんなどの皮膚症状や嘔吐、呼吸困難などの

アナフィラキシーを引き起こすことがあるといわれています。

 

また数%の方は、意識障害や急な血圧低下によるアナフィラキシーショックが起こるとされております。

 

陽性が出た方に関しては、救命用のエピペン(アナフィラキシー時に打つ注射薬)

を常時持つかどうかのご相談を総合病院にお願いしておりますので、ご相談下さい。

 

以前にハチに刺されたことがあっても、時間の経過とともに陽性反応が出ないこともあります。

体調悪化や皮膚症状などアレルギー症状が出たときは、病院に受診してください。

アナフィラキシーの症状が出た時には迷わず救急車を呼んで処置をしてもらってください。

 

                                          文責 港みみ・はな・のどクリニック 荒木幸絵

耳鼻咽喉科の病気と更年期障害②

2021年12月25日
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まだまだコロナの終息がみえず、気の張る毎日が続きますね。

やはりストレスが多い生活のせいか、当院でもめまい、耳鳴、頭痛、のどの違和感などの症状の方が増えてきました。

 

診察ではまず耳鼻咽喉科疾患がないかを診察し、耳鼻咽喉科の病気ではない場合や

通常の治療でなかなか治らない場合は、甲状腺の病気、貧血、更年期障害などを

考えてゆきます。

 

  • 良性発作性めまい症
  • メニエル病
  • 急性感音難聴

などが耳鼻咽喉科では多いめまいの病気です。

 

上記などの診断のため、聴力検査、重心動揺検査(バランスの検査)、平衡機能検査を行います。

なかなか治らない場合は、頭部MRIの検査を依頼し、片頭痛、甲状腺の病気、貧血など

も考えてゆきます。

必要時は、内分泌内科、婦人科、神経内科にご紹介しています。

 

上記が除外できたら、少しでも楽に日常を過ごして頂けるようご希望により、漢方、プラセンタ治療を行ってゆきます。

漢方は、加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸などを症状に合わせて最初に使ってゆきますが、ご希望の漢方がありましたらお伝えくださいね。

プラセンタ治療も私やスタッフも使用し、効果を実感しています。

 

皆さまがコロナ禍の中、少しでも楽に過ごせるようお手伝いできたらと思います。

診察の際は、ぜひお尋ねください!

耳鼻咽喉科の病気と更年期障害①

2021年3月2日
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新型コロナウィルスの流行が始まり、一年が経過し、皆様お疲れのことと思います

30代から50代の女性は、妊娠、育児、介護、家事仕事など忙しい上にストレスも多く、体調の変化が起きやすい年代です。

私も様々な体調の変化があり、30代とは明らかに違う体調になったと自覚しております。

下記の病気では耳鼻咽喉科に関係する症状があり、お越しになる方も多いので、ご参照くださいね。

 

①     メニエル病、突発性難聴

②     耳管開放症

③     甲状腺疾患

④     睡眠時無呼吸症候群

⑤     逆流性食道炎

⑥     貧血

⑦     片頭痛

⑧     抑うつ

など

 

耳鳴り、耳閉感、めまい、のぼせ、ふらつき、頭痛、肩こり、気分の落ち込み、睡眠障害、のどの違和感などで診察時にご相談を受けることが多いです。

原因は一つとは限らず、多岐にわたることも多いです。

 

〇耳の症状のある方

鼓膜所見の診察、聴力検査、平衡機能検査などを行い、突発性難聴、メニエル病、耳管開放症などを鑑別し、治療を行います。

まためまいが継続する方は血圧の測定や基幹病院での頭部MRI検査を行います。

 

〇のどの症状がある方

喉頭ファイバーで喉頭癌、下咽頭癌などの除外を行います。

また後鼻漏ものどの違和感の原因になることが多いため、問診や採血でアレルギーのチェックを行います。

いびきや睡眠障害がある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるため、自宅で検査可能な機会を貸し出し、夜間の睡眠状態をチェックします。

 

耳鼻咽喉科に関係する症状を様々な検査で除外した後は、問診を行い、甲状腺機能や女性ホルモンの値、貧血や糖尿病の検査を行います。検査の結果によっては、婦人科、内分泌内科、精神科、神経内科などをご紹介させて頂き、専門科の医師と連携を取りながら診察、治療を行います。

問診で、様々な症状をお伺いするため、土曜日は診察が込み合いお伺いしきれないことも多く、平日にお越し頂けると助かります。

 

明らかな病気が見つからない場合も、日々の体調改善のために、漢方薬やプラセンタなど

少しでもできることを見つけて、楽になれるお手伝いをできたらと思っております。

 

文責:荒木

 

プラセンタ治療を開始しました

2020年8月7日
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プラセンタ療法を開始しました。

 

コロナウィルス流行により、心身に不調を抱える方が多くなりました。

私も以前にも増して、肩こり、頭痛の悪化があり、何かできる治療は

ないかと考え、以前より興味を持っていたプラセンタ治療を開始しました。

私自身も5年前とは明らかに体調が変わり、プラセンタ治療を開始しましたが、

症状が軽くなってきたことを実感しています。

プラセンタとは“胎盤”のことです。

当院では、ヒトの胎盤より抽出された有効成分を注射する治療を行っています。

プラセンタには、元々人に備わっている自然治癒力を促す成分が入っています。

“免疫力増幅作用”“細胞修復作用”“成長因子”などが複合的に働いて、自然治癒力を高めてくれると考えられています。

 

耳鼻科で期待できる効果としては、めまい、耳鳴り、メニエル症候群、アレルギーなどです。

基本的には、自費診療になりますが、当院で採用しているメルスモンは、更年期障害の保険適応があり、45歳から60歳で診察上適応がある方は保険診療も可能です。 

更年期障害による体調の悪化にお悩みの方には特にお勧めです。

 

週に12回 1アンプルから開始しております。

即効性がある治療ではないですが、数回続けて打つうちに効果を実感できる方が多いです。

私自身は、5回目くらいから実感しております。

 

献血ができないなどの注意点もあり、現在ホームページに掲載準備中ですので、ご興味がある方は診察時にお尋ねくださいね。

 

コロナ禍で、長引く梅雨もあり、めまいの方々が本当にしんどそうでしたので、

様々な治療をしてみたけれども、もう少し何かという方は、試してみるのが

良いかと思います。

 

仕事、子育て、介護などで日々忙しい女性の体調が少しでも良くなりますように。

男性の方でご希望の方は、注射内容を相談させて頂きますので、ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文責:荒木 幸絵

新型コロナウイルスの流行により、外出を控え自宅で過ごしているのに、高熱がでて小児科を受診される小さなお子様がおられます。そのようなお子様の経過をみておりますと、3~4日高熱が続き、解熱するころに全身に発疹をみとめます。あの有名な「突発性発疹」ですね。

突発性発疹はHHV-6というウイルスの感染症です。誰とも会っていないのに、どこから移ったの?の多くのお母様は疑問に思われるようです。このウイルスはお母さんやお父さんの唾液に排出されており、そこから小さなお子様に移ると考えられています。とくに、お母さんからもらった免疫力が無くなってくる生後6か月から1歳前後のお子様に多くみられます。

突発性発疹は自然に治る病気ですが、解熱して発疹がでるまでは診断がつきません。お熱が長引いているときは、もしかしたら別の感染症の可能性もありますので、お熱が続き心配な時は受診してください。

 

小児科 安藤

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